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格安SIMのススメ

LINEモバイルに乗り換える前に必ず知っておくべき3つのこと

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今au、ドコモ、ソフトバンクをお使いで、LINEモバイルへの乗り換えを検討中の方を対象に、絶対に理解しておきたい注意点と対処方法をまとめます。

気が早い方のために、最初に結論を書いておきます。

絶対に理解しないといけないこと

  1. 長電話を多くする人はそんなに安くならない。(超重要)
  2. 今使っている@docomo.ne.jpや@ezweb.ne.jpのメールアドレスが使えない。
  3. データ通信速度は十分に速いが、大手キャリアには劣る。

以降では、注意点の詳細とそれぞれの対応策を記載します。

長電話を多くする人はそんなに安くならない。(超重要)

スマホもいわゆる電話ですので、本来の機能は音声通話です。
LINEモバイルも当然音声通話ができるのですが、長電話を多くする方はむしろ高くなる可能性がありますので確認が必要です。

特に注意が必要な方

特に、時間制限がないカケホーダイを選択している方、2015年以前の契約で指定通話定額を利用している方は、現在の通話量を確認してトータルで安くなることに納得した上で契約することをお勧めします。

※逆に言うと「時間制限がある」かけ放題を選択している方は安くなる方法(「10分かけ放題」オプション)があるので気にしなくて大丈夫です。

LINEモバイルの通話料

LINEモバイルをはじめとしたMVNOは、基本料金がキャリアと比べて格段に安くなる一方、音声通話は安くなりません。1

LINEモバイルの音声通話の料金は以下の通りです。

普通の通話アプリ「いつでも電話」を利用(※後述します)
30秒ごとに20円 2,400円/1時間30秒ごとに10円 1,200円/1時間

高く感じるかもしれませんが、「普通の通話」の料金はドコモやauのシンプルプラン、時間制限付きのかけ放題の無料通話時間を超過した通話と同じです。
ただし、キャリアは様々なプランやオプションで音声通話を安くする手段を提供していますので、素直に「同じ」と判断してはいけません。

大手キャリアだけが提供する通話料を安くするプランやオプション

LINEモバイルにない、大手キャリア特有の音声通話を安くするプランやオプションを列挙します。

家族間での通話無料がない

家族同士であれば通話が無料になるサービスがありますが、LINEモバイルにはありません。
家族で長電話を多くしている場合は、高くなる可能性があるので注意してください。

キャリア内の通話無料がない

例えばau同士なら深夜1時から夜21時まで通話が無料になるサービスがありますが、LINEモバイルにはありません。
同じキャリア宛に長電話を多くしている場合は、高くなる可能性があるので注意してください。

指定通話定額オプションがない

auには過去に月額372円で自分が指定した電話番号を3つまで無料にするオプションがありましたが、LINEモバイルにはありません。

現在は契約できなくなっていますが、2015年より以前に契約している方で、指定電話番号への長電話が多い場合は、高くなる可能性があるので注意してください。

無料通話枠があるプランがない(3G世代の契約の方限定)

4Gスマホ以前は基本使用料の増額分を超える無料通話枠を持たせて、増額の幅に応じて通話料を安くするプランが一般的でしたが、LINEモバイルには無料通話枠を持つプランがありません。

auの3G世代の料金プランを例に挙げると、以下のようなプランです。

プランパケット通信料を除く基本料金無料通話枠通話料
プランSシンプル1,5502,000円分(最大62分)30秒ごとに16円
プランMシンプル2,5004,050円分(最大144分)30秒ごとに14円
プランLシンプル3,9506,300円分(最大262分)30秒ごとに12円

特にプラン5,000円分以上の通話が無料のプランで、無料通話分を使い切るくらい長電話を多くしている場合は、高くなる可能性があります。

LINEモバイルで音声通話を安くする方法

いくつかLINEモバイルで音声通話を安くする方法が用意されていますのでご紹介します。

アプリ「いつでも電話」を利用すると、通話料が半額になる

LINEモバイルが公式で提供しているアプリ「いつでも電話」を利用して電話をかけることで、いつでも、だれに対しても通話料が半額になります。

30秒ごとに10円なので、1,200円/1時間です。

現状キャリアではプランごとの通話料料金の値下げがないのでどのプランより安いです。

「いつでも電話」は、以下のリンクからインストールできます。

いつでも電話 - 番号変わらず通話料を節約できるアプリ

いつでも電話 - 番号変わらず通話料を節約できるアプリ

開発元:LINE MOBILE Corporation

無料

「いつでも電話」は音質が劣化しない

アプリを利用するので「LINEの無料通話と同じ?」と思われるかもしれませんが、違います。

LINEはデータ通信でインターネット網で音声通話を実現しますが、「いつでも電話」はキャリアの電話網を利用しますので、音声の劣化や遅延はありません。

「いつでも電話」は自分の電話番号の前に「0035-45」という番号を頭に付けて電話をかけることで、NTTドコモ外の設備を中継して通話先に繋ぎます。
この仕組みは一般的に「プレフィックス」や「中継電話」と呼ばれます。

アプリは、利用者が普通に電話をかけるのと同様の操作で、違和感なく「0035-45」の番号を付けて発信することのみ行っています。

なぜこれで安くなるかについては複雑になるので省きますが、利用者としては単純に安く通話ができるととらえて問題ありません。2

スマホの連絡先はアップロードされない

私のようにアプリ「LINE」に苦手意識を持っている方は、連絡先情報がLINEのサーバーにアップされることを気にされるかもしれません。
「いつでも電話」は、LINEのサーバーに連絡先情報を勝手に送るような機能はありませんので安心して利用してください。

10分通話し放題オプションを利用する

前項の「LINEモバイルにない大手キャリアが提供する通話料を安くするプランやオプション」で何度も長電話を強調して書いてきたのは、この10分通話し放題オプションがあるからです。

月額880円で10分以内であれば何度でも通話することができます。

通話量が多くても、「一回の通話はせいぜい10分で収まる」方は、むしろ音声通話料が安くなります。

「10分通話し放題」オプションで注意すべきこと

「10分通話し放題」オプションに加入していても、アプリ「いつでも電話」を利用して通話しなければ無料になりませんので、注意してください。

アプリ「LINE」のトーク機能を利用する

友達との長電話はアプリ「LINE」のトーク機能を利用することをお勧めします。
無料通話、ビデオ通話いずれもデータ利用量としてカウントされず高速データ通信を利用できます。

トータルの料金が安くなるかどうかを判断するポイント

10分以上の長電話をしない方は前述の通り「10分通話し放題」オプションを利用することで確実に安くなります。

10分以上の長電話をする方は、請求書の通話料を確認して1ヵ月の通話時間を予測してみてください。
概ね長電話で月に合計5時間を超えるケースでは安さを実感しづらいです。

判断しづらい微妙な例(3G世代のスマホ契約の料金明細例)

利用項目金額(円)内訳(円)補足
合計10,150
▼基本使用料2,500プランMシンプル WIN
▼通話料1,950
 通話料10,000
 指定通話定期通話料割引-3,000※指定通話定額内での通話
 誰でも割+家族割-1,000※家族間、キャリア内での通話
 無料通話料/通話料-4,050※プランに含まれる無料通話枠
▼パケット通信料5,700.

上記は通話料が14円/30秒の契約プランですので、通話時間は以下の計算の通りになります。

10,000÷(14×2×60)≒6時間

これが全て10分を超える通話だった場合、LINEモバイルでは7,100円の通話料金がかかります。

利用項目金額(円)補足
合計8,890
▼基本使用料1,690コミュニケーションフリープラン3G
▼通話料7,2006時間の通話×60×2×103

一応安くはなりますが、その差額が1,260円なので乗り換えるべきか迷うところです。

「長電話はしたいけど安く使いたい」わがままを叶える裏ワザ

書くべきか迷ったのですが、一応簡単に書いておきます。

どうしても長電話がしたいけど、データ通信は安くLINEモバイルも使いたいという方は、キャリアとLINEモバイルの両方で契約をして2台持ち(または1台のスマホで2枚のSIMを利用する)をする方法があります。

キャリアで音声通話専用のケータイを契約、LINEモバイルで通信専用のスマホを契約することで、長電話ができ、安く高速データ通信が使える環境を持つことができます。

契約料金補足
ケータイ月額2,200円かけ放題
LINEモバイル月額1,110円高速データ通信3G分
合計月額3,310円

ただ、やはり2台持ちはわずらわしいという方も多いので、ギークな方やガジェット好き、とことんまでスマホ代を減らしたい方以外には勧めていません。

これまでも格安SIMにしたいと相談があった複数人にこの方法を教えてきたのですが、誰も実践してくれませんでした。
もし興味がある方が多ければ別の記事にまとめますので、リクエストしてください。

@docomo.ne.jpや@ezweb.ne.jpが使えない。

LINEモバイルでは@docomo.ne.jpや@ezweb.ne.jpのメールアドレスが使えません。

大手キャリア同士で乗り換えするときと同様に、これまでキャリアで使ってきたメールアドレスが使えなくなります。

対策としては、LINEモバイルで利用するためのメール(GMAILやYahoo!メール)のアカウントを先に取得して、あらかじめ友達や家族に教えておくことです。

大手キャリアのキャリアメールの迷惑メール設定では、「PCメールを受け取らない」設定になっていることが多いので、利用するGMAILアドレスを「指定メールアドレス受信」をするように連絡しておきましょう。

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データ通信速度は十分に速いがキャリアには劣る。

LINEモバイルをはじめMVNOがキャリアより安い理由はいくつかありますが、一番は携帯電話回線を自社で持つ必要がないことです。

大手携帯キャリアが携帯電話回線を維持するために目が飛び出るほどの大規模な設備投資と、競合他社より自社を有利にするための研究開発が必要です。

MVNOは携帯キャリアから大口の顧客として回線の帯域をレンタルしていますので、設備の費用が不要となります。

その代わり回線の帯域を借り受けますので、キャリアには劣ります。

ただし、LINEモバイルは数あるMVNOの中でドコモ回線で時間帯別の通信速度維持が期待できる現時点で唯一の選択肢です。

その他の注意事項

その他の注意事項です。

クレジットカードがない場合は、Line Payカードの申し込みが必要

クレジットカードをお持ちでない方は「Line Payカード」という聞きなれないカードでも支払いをすることが可能です。

LINEモバイル公式の説明ではとてもクレジットカードがない方の契約は出来なさそうに読み取れてしまいますが、このカードがあれば契約可能です。
事前に現金をチャージ(または銀行口座のオートチャージを設定)した「Line Payカード」がお手元にある必要がありますので準備をお忘れなく。

Line Payカードの申し込み方法はこちら

Line Payカードとは

Line Payカードとは、予めお金をチャージして利用するプリペイド式カードのことで、店舗で利用する際はクレジットカードのように使うことが出来るちょっと特殊なカードです。
(Suicaやnanacoのように入金が出来て、決済時にはまるでクレジットカードのように利用できるカードです。)

契約出来る実店舗がない(少ない)

LINEモバイルが安い理由の2つ目です。

大手キャリアはドコモショップやauショップを運営していて、多くの人件費を必要としていますが、LINEモバイルは基本的にはインターネット経由の契約に限定されます。

契約はさほど難しくありませんので、私としては気にしなくていいと思います。

※別途、主婦が自分で契約をした記録の記事をアップする予定です。

サポートしてくれる実店舗がない

前項「契約出来る実店舗がない」と同様の理由で、サポートを受ける実店舗がありませんので、利用中に何か困った場合に、直接店舗で相談することは出来ません。

ただし、電話サポートやメールサポートが充実していますので、直接のサポートが必要なければ問題はありません。

LINEらしく、LINEモバイル公式アカウントと友だちになることでLINEアプリのトーク上で質問や問い合わせをすることも可能です。

もともと使ってるスマホは利用できない場合がある

LINEモバイルで利用できる端末はドコモの端末か、他のキャリアであればSIMロック解除をした端末に限られます。

もともと使っている端末を利用したい場合は必ず、公式サイトの動作確認済み端末をご参照ください。

知っておきたいことのまとめとその対策

絶対に理解しないといけないこと

  1. 長電話を多くする人はそんなに安くならない。(超重要)
    ⇒通話が10分以内なら、10分通話し放題オプションがとても安い。LINEを使えばタダ。
  2. 今使っている@docomo.ne.jpや@ezweb.ne.jpのメールアドレスが使えない。
    ⇒GMAIL、Yahoo!メールを使う。
  3. データ通信速度は十分に速いが、大手キャリアには劣る。
    ⇒MVNOの中では群を抜いて速い。キャリアの60%程度の速さ。
  4. クレジットカードがない場合は、事前にLine Payカードの申し込みが必要
    ⇒事前にLine Payカード(チャージ式プリペイドカード)を申し込む
  5. もともと使ってるスマホが利用できない場合がある
    ⇒公式サイトの動作確認済み端末を見て検討する。

LINEモバイルに乗り換える前に知っておきたいことは以上です。
気になる点があった方も、全く問題がないという方もいらっしゃると思います。
キャリアからLINEモバイルに乗り換える前に、以上の注意事項を思い出して、後悔をしない選択をして下さい。


  1. キャリアも格安SIMの契約増に危機感を覚えて、2017年からdocomo withauピタットプランなど、格安SIMを照準としたプランを提供し始めていて基本料金の差がちょっとだけ埋まってきています。 
  2. 気になる方は IT media | 「IP電話」や「中継電話」の通話料金はどうして安いの? (1/2) を参考にして下さい 
  3. 「10分通話し放題」オプションを利用すると、長電話でも最初の10分は無料になりますので、通話の回数によってもう少し安くなります。 

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